普通自動二輪免許を取得すれば乗れる250ccバイクは400cc以上のバイクと比べると車検がないため維持費が安く、初心者でも簡単に乗り回せるバイクです。
また、高速道路を走ることができたり、二人乗りができたりと、街乗りやタンデムツーリングにもおすすめです。
そこで今回は「おすすめの人気250ccオンロードバイク16選」を紹介していきます。
HONDAの人気おすすめ250ccオンロードバイク
HONDA CBR250R
高めの出力なのに低燃費で気持ち良く走れる「CBR250R」
2眼タイプのヘッドライトでフルカウルを装備したスポーティデザイン。
50km/Lの低燃費で燃料タンクは13Lの容量があるため単純計算で650kmも無給油で走れる。
エンジンは極低回転域からねばり、狭い路地でもゆっくり走ることもできる。
初代CBR250Rは低中回転域を重視した仕様で、市街地でもストレス無く走れたが楽しさは欠けていた。
14年型以降のモデルは、2馬力アップとともに高回転域での伸びが加わり、気持ちよく走れる。
ハンドリングは軽快でフルカウルでセパレートハンドルながらハンドル切れ角も多めなのが特徴だ。
HONDA VTR
ダイヤモンド型フレームが際立つ斬新なデザイン「VTR」
軽量でスリムなダイヤモンド型フレームを際立たせる斬新なスタイルに粘り強く力強いトルク特性のV型2気筒エンジンを搭載。
シート高を低くし足つき性を向上させた「VTR Type LD」ハーフカウルを装着したスタイリッシュモデル「VTR-F」のタイプも発売されている。
インジェクション化による極低回転域での粘り強さは市街地走行やツーリングで脇道に踏み入った際には大きな武器となる。また、Vツインらしい高回転域での伸びも適度に演出されている。
車体はコンパクトで優しい乗心地のため、のんびりしたツーリングにおすすめです。
HONDA FTR
スリムな車体に軽量エンジンを搭載した「FTR」
アメリカで人気のフラットトラックレースで使用される競技車両用の技術を導入。
軽量・低重心・スリムな車体・応答性の高いシンプルな223ccエンジンを搭載している。
フロントまわりには安心感のあるやや独特なハンドリングが特徴。
エンジンは低中速を重視した仕様ながら極低回転域でも粘り強いためクラッチを切るシーンが少ないのが特徴だが、高速道路など長距離巡航にはやや不向きなオンロードバイクです。
HONDA CB250F
CBR250Rと同じエンジンを搭載し高出力で低燃費が実現した「CB250F」
たくましくダイナミックなネイキッドスタイルでV字シェイプのヘッドライトなどがフロントスタイルを形成。
エンジンはCBR250Rと同じで力強い出力特性と優れた燃費性能が特徴。50.1km/Lという好燃費を実現している。
ベースとなったCBR250Rよりもアップライトなライディングポジションで車体は単気筒エンジンのため軽さがありハンドリングにはクセがなく扱いやすい。
シート下にはETC車載器くらいながら問題無く入れることができたり、全体的な装備は簡素ではあるがメーターはフル液晶。
極低回転域から力強いパワー特性を生かしながら、振り回して乗ることもできるためロードスポーツの基本を学べるため入門バイクとしてもおすすめです。
HONDA CB223S
シンプルなスタイルに扱い安いエンジンを搭載している「CB223S」
軽量・スリムな車載にFTRと同じ223cc単気筒エンジンを搭載。シンプルなスタイリングや扱いやすいエンジン特性と車体サイズでエントリー層を中心に人気なオンロードバイク。
空冷単気筒エンジンにキャブレター燃料供給という昔ながらのパッケージングながら市街地ではキビキビと走れるオンロードバイクです。
YAMAHAの人気おすすめ250ccオンロードバイク
YAMAHA YZF-R25
エンジンも車体デザインもまるでスーパースポーツ「YZF-R25」
クラス最高レベルのエンジン出力と軽量な車体により、気軽にスポーツライディングが楽しめる。YZF-RシリーズのDNAを受け継いでいるとわかるスタイリングが特徴。
エンジンは中回転域にあるトルクの谷がネック。しかし高回転域ではパワフルで速い。
ただ、バックミラーの視認性が悪いため、スピードを出した走行には不向きのため、あまりスピードを出さずにまったりツーリングに向いたオンロードバイクです。
YAMAHA ドラッグスター250
ダイレクトな加速フィールで走る楽しさも味わえる「ドラッグスター250」
ロー&ロングを強調したクルーザースタイルで鼓動感あふれるVツインエンジンを搭載。
カラーはマットグレーとレッドで2012年にはクラシカルなカラーのクラシックエディションが発売されている。
ドラッグスターの最大の特徴とも言える足着き性は小柄な女性が乗るのにも最適。
アメリカンクルーザーなのに扱いやすいハンドリングでクルーザー入門用としてもおすすめできるオンロードバイクです。
YAMAHA XT250X
スーパーモタードのイメージを反映したデザイン「XT250X」
バイクレースのスーパーモタードのイメージを反映したデザインのスリム&スタイリッシュなボディで前後17インチロードタイヤと角型ヘッドライトを装備した個性的なフロントマスクやスポーティなLEDテールライトも印象的。
ベーシックな装備ではあるが扱いやすく、よく動くサスペンションと低回転域での力強さがあるエンジンのため市街地でもキビキビと走れるオンロードバイクです。
YAMAHA トリッカー
X系スポーツの雰囲気と日常走行での実用可能を融合した「トリッカー」
BMXやサーフィンなど身体を動かすX系スポーツの雰囲気と日常走行を融合したオンロードバイク。
瞬発力のあるエンジン特性と扱いやすい軽量ボディ、優れた実用機能などが特徴。
2008年型でインジェクション化や燃料タンクの容量アップ、シートやサスペンションの変更が施されて以降の現行機は初期型よりも扱いやすい。
エクストリームスポーツが好きな方にはおすすめしたいオンロードバイクです。
SUZUKIの人気おすすめ250ccオンロードバイク
SUZUKI GSR250
初心者も扱いやすく存在感のあるスタイリング「GSR250」
初心者でも扱いやすく街乗りからツーリングまで幅広く使えることを想定して開発されたGSR250は、跳ね上がったような造形や左右2本出しのマフラーが存在感を感じさせるスタイリングが特徴的。
エンジンは高い燃費性能や良好な指導性を実現している。足回りはソフトで乗り心地が良いオンロードバイクです。
SUZUKI ST250 Eタイプ
低価格なオンロードスタイルでメッキ処理の装備も追加した「ST250 Eタイプ」
シートに対してステップ位置が前のほうにあり、逆にハンドルが近いライディングポジションは連続走行する時間によっては良し悪しが分かれる。
ビッグシングルエンジンのようなドコドコした鼓動感は無いが高回転域まで引っ張る楽しさがあるのが特徴なオンロードバイクです。
SUZUKI グラストラッカー/グラストラッカー ビッグボーイ
グラストラッカーは機敏でビッグボーイはしっとりした「グラストラッカー/グラストラッカー ビッグボーイ」
草レースの車両をモデルにした軽量・コンパクトなグラストラッカーと一回り大きいタイヤとフォークブーツなどが装着されたビッグボーイ。
両車両共に、スリムな車体でハンドル幅が広く、ライディングポジションには少し慣れが必要で長距離走行には不向き。
パワーユニットは絶対的な速度域は低めだが、軽快なスロットルレスポンス。また、低回転域のトルクもしっかり確保されていて気負わず走ることができるオンロードバイクです。
SUZUKI バンバン200
極太タイヤ・幅広いハンドル・大型シートなど個性的なスタイル「バンバン200」
エンジンは低回転での粘りと高回転での軽快さを持つ。
太い前後タイヤと軽量スリムボディの組み合わせは、このクラスとしてはやや独特なしっとりしたハンドリングになっている。
車体は軽く、ハンドルの切れ角が大きく、足はべったり着くのでストリートモデルとしてのポテンシャルは高い。エンジンは低速重視でアップライトなポジションということもあり、高速走行には不向きですが、ダートでは意外と走行性能が高いのが特徴なオンロードバイクです。
KAWASAKIの人気おすすめ250ccオンロードバイク
KAWASAKI Z250
市街地を攻撃的に走り抜けるストリートファイター「Z250」
コンパクトなヘッドライトとシャープなデザインの外装パーツなど、ダイナミックで攻撃的なデザインが特徴的です。
エンジンは低中回転域ではスムーズかつトルクフル、高回転域ではパワフルに吹け上がり市街地では扱いやすい。
ニンジャ250と基本部分は共通だが、ハンドル変更に伴いライディングポジションの違いとスクリーンレス化がもたらす開放的な視界が与える。シート下の収納部はかなり小さめだがETC車載器くらいなら問題無く入る。
ニンジャ250と共通点が多いのでマシンとしてのバランスは優れているオンロードバイクです。
KAWASAKI ニンジャ250
スタイリッシュなデザインと中低速での扱いやすさで人気「ニンジャ250」
迫力あるデュアルヘッドライトやシャープなデザインのフェンダーなどがスタイリッシュで迫力ある個性を主張。
中低速ではトルクフルどスムーズに吹け上がり市街地やツーリングでも扱いやすいエンジンだ。
過度なエンジンブレーキの力が後輪に伝わるのを抑制するスリッパークラッチを備え、タイヤもハイグリップタイプのダンロップ製で、スポーツライディング時の安心感が増した。
デザインはもちろん機能面でも扱いやすいため、非常に人気のあるオンロードバイクです。
KAWASAKI エストレヤ
クラシカルなデザインに心地よい鼓動感のエンジン「エストレヤ」
クラシックなデザインにクロームメッキの前後フェンダーが盛り込まれたスタイル。
エンジンは豊かなトルクを発生させ心地よい鼓動感を生み出す。
14年型のモデルチェンジでは乗り心地と快適性がかなり改善され、エンジンにも吸排気系の味つけを変えることで低中回転域の力強さが増した。
クラシカルなデザインと心地よい鼓動を感じたい方にはおすすめのオンロードバイクです。